それぞれの朝食

我々日本人にとっての“朝食のポジション”とは

ごはん=米食の意味でもあるためか、日本では米を主食とした一汁二菜スタイルの、しっかりめの献立こそが朝食の頂点というイメージが根強くあります。今ではパンやシリアルなど、手軽かつ軽めの朝食もバリエーション豊富なのにもかかわらず、これらにはそこはかとない邪道感を抱いてしまうほど、日本人のDNAには和朝食の優位性がすり込まれているものです。

また、朝にちゃんと食べないと頭も回らないし力が出ないという考え方もとても根強いため、特に母親が「子供にきちんとしたものを朝食に沢山食べさせなければ」という使命感を強く持っています。

しかし、こういうしっかりめの朝食が合う人もいれば合わない人もいるということは、実は最近まで見て見ぬフリをされてきました。それが、「朝食を食べない方が健康に良い」という、従来とは逆転の発想の美容・健康法の流行を支える一つの要因となっているのです。

しかしいざ朝食抜きを実践してその効果を実感したとしても、朝食抜きの生活そのものにどことなく邪道感を覚えるのも日本人というもの。やはり子供の頃の「朝ごはん食べなきゃバカになるわよ!」という母親の叱責も、がっちりと脳みそにすり込まれているものなのです。

結局多くの日本人にとって、きちんとした朝食をとること=マトモな人間の象徴なのです。

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