「朝食を食べないと身体に悪い」誰もが子供の頃に母親から繰り返し言われた台詞の一つではないでしょうか。母親が朝食を食べさせるために口にする代表的な理由は、

・朝食を食べないと頭が働かない=勉強が出来ない子になる

・朝食を食べないとエネルギー切れを起こして倒れてしまう

・朝食を食べない=母親がきちんとしていない家だと思われてしまう

この三つとなっています。体質によっては、寝起きからすぐに食べられないという人もいますが、そういう人にとってこれを毎朝呪文のように唱えられる苦痛は、受け付けない胃にムリヤリ食べ物を落とし込むことの苦痛を上回るものだったと口を揃えます。

また、家庭科の授業等で「朝食調べ」というテーマはかなりメジャーなものですが、この際に素直に朝食べてきたもの(おにぎり一個若しくは小さいパンとヨーグルトなど)を提出したところ、教師から親共々呼び出されて「朝食がこれだけなんてどうかしている」と叱責され母親に泣かれてしまったという、子供心にヘビーな体験となっている人もいます。

これらが重なり「ちゃんと朝食を食べないとこんなに人(母)を苦しめるのだ」と心に刻み込まれた結果、何が何でも朝食を取らねば!という思いが脅迫観念に育ってしまったため、毎朝苦しくても朝食を摂っているという人も多いのです。